2025年8月29日

「歯医者さんは痛いところ」
というイメージがある方も多いかと思います。
痛いのは皆さん嫌だと思うのですが、実は治療する側も痛がられるのは嫌なんです。
痛いとどうしても動いてしまいますよね?
患者さんが動くのって実はとても危険で、高速回転してる機械で頬や舌を傷つけたり等の
医療事故の原因にもなります。
なにより治療しにくいですし、治療しにくいほど治療の質が下がってしまいます。
つまり、
お互いのためになるべく痛くない治療を提供する
というのが当院のスタンスとなります。
保険、保険外に関わらずなるべく高い質の医療を提供したいという思いもあるので、患者さんがストレス少なく治療を受けられる環境はこちらにとってもありがたいのです。
保険治療、保険外治療の違いについてはこちら
ですので当院では、少しでも安心して治療を受けていただけるよう、痛みや不安を減らす取り組みをしています。
1 丁寧な説明とコミュニケーション
いきなり治療を始めず、事前にしっかりと説明します。
「何をされるかわからない」という不安は、痛みの感じ方を強くしてしまうことがあります。
治療法などを詳しく説明して同意を頂いてから治療します。逆に言えば、同意を得ずに治療することは一切ありませんのでご安心ください。
初診の方向けのページはこちら
2 表面麻酔で針のチクッを軽減
麻酔の注射を打つ前に、歯ぐきに表面麻酔を塗布します。
これにより、針を刺すときの痛みをやわらげます。

3 細い針の使用
麻酔針は細いほど痛みが少なくなります。
当院では極細の針を使い、ゆっくり注入することで刺激を減らしています。
4 麻酔液を体温に近づける
冷たい麻酔液は注入時にしみやすいため、体温に近づけてから使うようにしています。
5 できるだけ削らない・神経を残す治療
むやみに歯を削らないよう配慮し、必要最小限の処置で済むようにしています。
歯を大きく削ったり、神経を取ったりする治療は、痛みや将来のリスクが高くなるためです。
できるだけ削らない治療はこちら
神経を残す治療はこちら
6 治療中もお声がけ

「痛かったら左手を上げてください」など、お声がけしながら進めます。
我慢せず、遠慮なくお知らせください。
痛みの感じ方は人によって異なります。
「過去の歯科治療で痛い思いをした」「注射が怖い」
という方も、まずはお話をお聞かせください。
お一人おひとりに合わせて、できる限りの方法で痛みを抑えて治療します。