歯が痛いのに「むし歯はない」と言われた|あごの筋肉が原因の歯の痛み|印西市・千葉ニュータウンのインプラントなら【クローバー歯科】

〒270-1356千葉県印西市小倉台4丁目11

0476-47-1313

WEB予約
下層MV(ダミー)

歯が痛いのに「むし歯はない」と言われた|あごの筋肉が原因の歯の痛み

歯が痛いのに「むし歯はない」と言われた|あごの筋肉が原因の歯の痛み|印西市・千葉ニュータウンのインプラントなら【クローバー歯科】

2026年10月30日

歯が痛いのに「むし歯はない」と言われた|あごの筋肉が原因の歯の痛み
クローバー歯科 院長 霜山哲一

監修 クローバー歯科 院長 霜山 哲一
歯科医師歴18年・インプラント歴10年

歯が痛いのに、「むし歯はない」と言われた

その痛み、歯ではなくあごの筋肉から来ているかもしれません。
歯を治療する前に、原因を見極めることが大切です。

「奥歯がずっと痛いのに、レントゲンを撮っても悪いところがない」「治療してもらったのに、痛みが取れない」。こうした歯の痛みの中には、歯そのものではなく、ほかの場所に原因があるものがあります。その中で多いのが、あごの筋肉が原因の痛みです。

あごの筋肉から来る歯の痛みとは

ものをかむときに使う筋肉(ほおの咬筋や、こめかみの側頭筋)がこり固まると、筋肉の中に押すと痛い「しこり」ができることがあります。このしこりの痛みが、離れた場所である歯の痛みとして感じられることがあるのです。

肩こりで頭が痛くなるのと、よく似たしくみです。歯科では「筋・筋膜性歯痛(きん・きんまくせいしつう)」と呼ばれ、歯に原因がない歯の痛みの中では、よく見られるものです。

痛みを感じる場所と、原因の場所がちがう

ほおの筋肉(咬筋)のこりは、奥歯の痛みとして感じられやすく、こめかみの筋肉(側頭筋)のこりは、上の歯の痛みとして感じられることがあります。

よくある特徴

  • ✅ どの歯が痛いのか、はっきりわからない
  • ✅ 鈍く重い痛みが続く(ズキズキより、ジーンとだるい)
  • ✅ 上と下、何本かにまたがって痛む気がする
  • ✅ 冷たいもの・熱いものでは、あまり変わらない
  • ✅ 朝起きたときや、忙しい・緊張する時期に強くなる
  • ✅ ほおやこめかみを押すと、いつもの歯の痛みが出る
  • ✅ 肩こり・首のこりや、日中の食いしばりの自覚がある

いくつか当てはまる場合は、筋肉が関わっている可能性があります。ただし、むし歯や歯の神経の炎症、歯のひびなどでも似た痛みが出ることがあるため、自分だけで判断せず、まずは歯の検査を受けてください。

治療の前に、原因を見極めることが大切

筋肉が原因の痛みは、歯を削ったり、神経を取ったりしても取れません。痛む場所が歯なので、歯の治療をしたくなりますが、原因がちがえば、痛みは残ったままです。削った歯は元に戻らないため、原因がはっきりしないうちに治療を進めないことが大切です。

1

まず、歯に原因がないか確かめる

レントゲンや、冷たさ・たたいたときの反応などで、むし歯・歯の神経・歯周病・歯のひびがないかを確認します。

2

筋肉やあごの状態を確かめる

ほおやこめかみの筋肉を押して、いつもの痛みが出るか、あごの動きに問題がないかを確認します。

3

原因に合わせて対応する

筋肉が原因と考えられる場合は、歯は削らずに、筋肉の負担を減らすことから始めます。

💡 院長より:
痛いと言われると、何か治療をしたくなるものです。でも、原因がはっきりしないうちは、歯を削らないのが当院の考え方です。歯は一度削ると元に戻りません。まずは原因を一緒に確かめましょう。

自分でできること

1

上下の歯を離す

何もしていないとき、上下の歯は離れているのが普通です。歯が触れ続けると、あごの筋肉が休めず、こりの原因になります。

2

ほおとこめかみを温める

蒸しタオルなどで温めて、筋肉の血のめぐりをよくします。お風呂でゆっくり温まるのもおすすめです。

3

やさしくほぐす

ほおやこめかみを、指の腹で円を描くように、痛くない強さでほぐします。強く押しすぎないようにしましょう。

4

姿勢と休息を見直す

スマホやパソコンで頭が前に出る姿勢は、首やあごの筋肉に負担をかけます。疲れやストレスがたまっていると、症状が出やすくなります。

→ TCH(歯の接触癖)について詳しく

生活の見直しで、多くの方は少しずつ楽になっていきます。なかなか改善しない場合は、顔や口の痛みを専門に診る医療機関をご紹介することもあります。

ほかに考えられる原因

歯に原因がない歯の痛みには、筋肉のほかにも、次のようなものがあります。

鼻の奥の炎症(上顎洞炎)上の奥歯が何本か痛む。かぜや鼻づまりのあとに起こりやすい
顔の神経の痛み(三叉神経痛)電気が走るような鋭い痛みが、数秒〜数十秒くり返す。歯みがき・洗顔・冷たい風などがきっかけになりやすい
血管が関わる痛み(片頭痛など)脈打つようなズキズキした痛みが、頭痛と一緒に、または発作のように起こる。上の歯に出やすい
心臓の病気まれに、動いたときに下あごや歯が痛むことがある。胸の痛み・息苦しさを伴うときは、すぐに医療機関へ

歯科で歯に原因がないことを確かめたうえで、必要に応じて、耳鼻科や内科など、適した医療機関をご案内します。

よくある質問

Q. 歯の痛みが筋肉から来ることは、本当にあるのですか?

あります。肩こりから頭が痛くなるのと同じように、あごの筋肉のこりが、歯の痛みとして感じられることがあります。

Q. 神経を取れば、痛みはなくなりますか?

筋肉が原因の痛みは、神経を取っても取れません。歯に原因があるかどうかを確かめてから、治療を考えることが大切です。

Q. 別の歯科医院で治療したのに、痛みが続いています。

原因が歯以外にあることもあります。いつ、どんなときに痛むかをお聞きしたうえで、歯と筋肉の両方を確認します。お気軽にご相談ください。

まとめ

  • ✅ 歯の痛みの中には、あごの筋肉のこりが原因のものがある
  • ✅ 筋肉が原因なら、歯を削っても痛みは取れない
  • ✅ 原因を見極めてから治療を考える。まずは歯を離す・温める
かみ合わせ・歯ぎしりのまとめ 顎関節症のまとめ

📚 あわせて読みたい記事

TOP